ROSAとはReceiverOpticalSubAssemblyの略で、ロサと読みます。光を電子信号に交換する電子素子や光学処理や電気処理を組み込んでおり、光トランシーバーや光レシーバーに使用される光トランシーバーのオプションのひとつで、フォトダイオードと光学および電気インターフェースを組み合わせたパッケージ品の総称です。通信速度は光ネットより10分の1となるも、コストの安いファストイーサネットや動作不安定でも接続できるファイバチャネルで利用されます。光トランシーバーや光レシーバーは小型で互換性が高いのですが、ROSAやTOSAを経由しないと電気通信やデータ転送ができません。

データ送信の時に送信されたレーザー光はROSA内部にあるPDに受光され、電気信号へと変換されることでデータを処理することができます。つまりデータ送信と受信側のROSAと組み合わせることで、システム化することが可能なのです。ROSAを使用すると伝送速度が安定し、伝送距離を延ばすことができるためファストイーサネットやファイバチャネルへの使用に向いています。動作温度は通常0度から75度くらいまでですが、マイナス40度から85度まで耐久出来るものもあり、一般の通販サイトでは取り扱っていませんが、通信大手や大手総合電機メーカーなどで購入できます。

長さは3センチほどで光トランシーバーの小型化や低消費電力化に貢献しており、データセンター間などの高速光ファイバー通信に最適です。

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